名曲で学ぶ音楽理論(椎名林檎「丸の内サディスティック」編)

アーティスト:椎名林檎
作詞・作曲: 椎名林檎

今回は、椎名林檎の名曲「丸の内サディスティック」の楽曲分析を行います。


「丸の内サディスティック」は、170万枚売れた椎名林檎の1stアルバム「無罪モラトリアム」に収録されています。


「丸の内サディスティック」では、以下の音楽理論の使い方を学ぶことができます。

  • セカンダリドミナント
  • シックスコード
  • オンコード

では、分析していきましょう。

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イントロ

keyはE♭メジャーです。

|A♭M7 G7|Cm7 E♭7 ×3
→|ⅣM7 Ⅲ7|Ⅵm7 Ⅰ7 ×3

|A♭M7 G7|Cm7
|ⅣM7 Ⅲ7|Ⅵm7

Ⅲ7

Ⅵm7に対するセカンダリドミナントです。

セカンダリドミナントについてはコチラ↓
簡単にわかる!ドミナントモーションとセカンダリードミナント

Ⅰ7

ⅣM7に対するセカンダリドミナントです。

Aメロ1

E♭ E♭7 |A♭M7 G7|Cm7 ×2
Ⅰ7|ⅣM7 Ⅲ7|Ⅵm7 ×2
(報酬は入社後~)

E♭6 E♭M7|A♭M7 B♭|E♭M7
Ⅰ6 ⅠM7|ⅣM7 Ⅴ|ⅠM7
(リッケン620~)

Gm|A♭M7 B♭|E♭M7 G7
Ⅲm7|ⅣM7 Ⅴ|ⅠM7 Ⅲ7
(19万も持って居ない~)

Ⅰ7

ⅣM7に対するセカンダリドミナントです。

Ⅲ7

Ⅵm7に対するセカンダリドミナントです。

ただし最後のⅢ7はⅥmに進行せず、ⅣM7に偽終止しています。

偽終止とはドミナントからトニックに行かないコード進行のことです。
偽終止によってコード進行に意外性を与えることができます。

Ⅰ6

Ⅵm7の代理和音です。

シックスコード(6)についてはコチラ↓
シックスコード(6、m6)の使い方

サビ

|A♭M7 G7|Cm7 E♭7 ×4
→|ⅣM7 Ⅲ7|Ⅵm7 Ⅰ7 ×4

Ⅲ7

Ⅵm7に対するセカンダリドミナントです。

Ⅰ7

ⅣM7に対するセカンダリドミナントです。

間奏

|Cm7|Cm7onB♭|Gm7|A♭M7 ×2
→|Ⅵm7|Ⅵm7onⅤ|Ⅲm7|ⅣM7 ×2

Ⅵm7onⅤ

Ⅵm7の7度の音を最低音にしたオンコードです。

度の意味についてはコチラ↓
簡単にわかる!「音高」「音程」「度数」の違い

オンコードについてはコチラ↓
【音楽理論】作曲能力が向上する!オンコードの作り方と使い方

Aメロ2

Fm7 G7 |A♭M7 B♭|E♭M7
Ⅱm7 Ⅲ7|ⅣM7 Ⅴ|ⅠM7
(青噛んで~)

Gm|A♭M7 B♭|E♭M7 G7|G7
Ⅲm7 |ⅣM7 Ⅴ|ⅠM7 Ⅲ7Ⅲ7
(終電で~)

Ⅲ7

Ⅵm7に対するセカンダリドミナントです。

 


以上、ご覧いただきありがとうございました。

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