【誰でも分かる!】シックスコード(6、m6)の使い方

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

「シックスコードって何?」
「シックスコードってどこで使うの?」

シックスコードのことをよく知っている人ってあまりいませんよね。
簡単なのに…


というわけで今回はシックスコードについて解説します。


この記事を読み終えたあなたは、

  • 様々なコード進行の中にシックスコードをぶち込み、
  • ありきたりなコード進行から卒業できます


それでは始めましょう!

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シックスコードとは

シックスコードには、「シックス(6)」と「マイナーシックス(m6)」の2種類があります。

シックス(6)

6の構成音:完全1度(P1)、長3度(M3)、完全5度(P5)、長6度(M6)

例)C6の場合のコードトーン

コードCD♭DE♭EFF#GA♭AB♭B
C6P1   M3  P5 M6  

C6はこんなサウンドです。

マイナーシックス(m6)

m6の構成音:完全1度(P1)、短3度(m3)、完全5度(P5)、長6度(M6)

例)Cm6の場合のコードトーン

コードCD♭DE♭EFF#GA♭AB♭B
Cm6P1  m3   P5 M6  

Cm6はこんなサウンドです。

シックス(6)の使い方

使用法

以下の表Aに従って「マイナーセブンス(m7)」を「シックス(6)」に置き換えるだけです。

表A:「メジャーキーで使えるマイナーセブンス(m7)」と「その代理和音であるシックス(6)」

マイナーセブンス(m7)シックス(6)
Ⅰm7(モーダルインターチェンジコード)♭Ⅲ6
Ⅱm7Ⅳ6
♭Ⅲm7(モーダルインターチェンジコード)#Ⅳ6
Ⅲm7Ⅴ6
Ⅳm7(モーダルインターチェンジコード)♭Ⅵ6
Ⅴm7(モーダルインターチェンジコード)♭Ⅶ6
Ⅵm7Ⅰ6
♭Ⅶm7(モーダルインターチェンジコード)♭Ⅱ6
Ⅶm7(モーダルインターチェンジコード)Ⅱ6


モーダルインターチェンジコードについては以下をご覧ください。
モーダルインターチェンジコード(借用和音)一覧

使用例

上記の表Aを参考に、シックス(6)の使用例を紹介します。

以下のコード進行を考えてみます。

|CM7|Bm7-5 E7|Am7|Gm7 C7
→|ⅠM7|Ⅶm7-5 Ⅲ7|Ⅵm7|Ⅴm7 Ⅰ7

 

表Aより「Ⅴm7(Am7)」は「♭Ⅶ6(B♭6)」に置き換えることができるので、以下のコード進行を作ることができます。

|CM7|Bm7-5 E7|Am7|B♭6 C7
→|ⅠM7|Ⅶm7-5 Ⅲ7|Ⅵm7|♭Ⅶ6 Ⅰ7

 

理論

理論に興味がない人は飛ばしてください。

シックス(6)は、ルートが長6度上(短3度下)のマイナーセブンス(m7)の3度をルートにしたコードです。

逆にマイナーセブンス(m7)は、ルートが長6度下(短3度上)のシックス(6)の6度をルートにしたコードです。

「度」の意味については、以下をご覧ください。
簡単にわかる!「音高」「音程」「度数」の違い


例として、「C6」と「ルートが6度上のマイナーセブンス(m7)であるAm7」を比較してみます。

コードCD♭DE♭EFF#GA♭AB♭B
C6P1   M3  P5 M6  
Am7m3   P5  m7 P1  


ルートが変わっただけで当然コードトーンは同じなので、シックス(6)はマイナーセブンス(m7)の代理和音として使用できます。

マイナーシックス(m6)の使い方

使用法

以下の表Bに従って「マイナーセブンス・フラットファイブ(m7-5)」を「マイナーシックス(m6)」に置き換えるだけです。

表B:「メジャーキーで使えるマイナーセブンス・フラットファイブ(m7-5)」と「その代理和音であるマイナーシックス(m6)」

マイナーセブンス・フラットファイブ(m7-5)マイナーシックス(m6)
Ⅰm7-5(モーダルインターチェンジコード)♭Ⅲm6
Ⅱm7-5(モーダルインターチェンジコード)Ⅳm6
Ⅲm7-5(モーダルインターチェンジコード)Ⅴm6
#Ⅳm7-5(モーダルインターチェンジコード)Ⅵm6
Ⅴm7-5(モーダルインターチェンジコード)♭Ⅶm6
Ⅵm7-5(モーダルインターチェンジコード)Ⅰm6
Ⅶm7-5Ⅱm6

モーダルインターチェンジコードについては以下をご覧ください。
モーダルインターチェンジコード(借用和音)一覧

使用例

上記の表Bを参考に、マイナーシックス(m6)の使用例を紹介します。

以下のコード進行を考えてみます。

|CM7|Bm7-5 E7|Am7|B♭6 C7
→|ⅠM7|Ⅶm7-5 Ⅲ7|Ⅵm7|♭Ⅶ6 Ⅰ7

 

表Bより「Ⅶm7-5(Bm7-5)」は「Ⅱm6(Dm6)」に置き換えることができるので、以下のコード進行を作ることができます。

|CM7|Dm6 E7|Am7|B♭6 C7
→|ⅠM7|Ⅱm6 Ⅲ7|Ⅵm7|♭Ⅶ6 Ⅰ7

 

理論

理論に興味がない人は飛ばしてください。


マイナーシックス(m6)は、ルートが長6度上(短3度下)のマイナーセブンス・フラットファイブ(m7-5)の3度をルートにしたコードです。

逆にマイナーセブンス・フラットファイブ(m7-5)は、ルートが長6度下(短3度上)のマイナーシックス(m6)の6度をルートにしたコードです。

「度」の意味については、以下をご覧ください。
簡単にわかる!「音高」「音程」「度数」の違い


例として「Dm6」と「ルートが6度上のマイナーセブンス・フラットファイブ(m7-5)であるBm7-5」を比較してみます。

コードCD♭DE♭EFF#GA♭AB♭B
Dm6  P1  m3   P5 M6
Bm7-5  m3  dim5   m7 P1


ルートが変わっただけで当然コードトーンは同じなので、マイナーシックス(m6)はマイナーセブンス・フラットファイブ(m7-5)の代理和音として使用できます。

シックスコードを使った名曲

以下でシックスコードを使った名曲の分析などを紹介しています。

  • シックスコード(6)はコチラ
  • マイナーシックスコード(m6)はコチラ

以上、ご覧いただきありがとうございました。

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