【誰でも分かる!】経過和音の3つの使い方:「クリシェ」「パッシングディミニッシュ」「平行和音」

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

「経過和音とクリシェの違いは何?」
「経過和音はどうやって使うの?」


今回は経過和音について解説していきます。

経過和音を使ってより高度なコード進行を作れるようになりましょう!

それでは始めましょう!

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経過和音とは

経過和音(パッシングコード)とは、コードとコードの間を滑らかにつなぐコードのことです。

特にコード内の1つの音がなめらかに経過する場合は、クリシェといいます。

経過和音の使い方

Cメジャーキーのときの経過和音の例をいくつか紹介します。

経過和音の使い方はほぼ決まっているので、覚えてしまいましょう。

そして経過和音の仕組みを理解し、自分でアレンジできるようにしましょう。

経過和音の使い方①:クリシェ

1度の下降クリシェ

|C|CM7|C7|F
→|Ⅰ|ⅠM7|Ⅰ7|Ⅳ


Cメジャーコードの1度の音(P1)であるCが、半音ずつ上昇しています。

 CD♭D

E♭

EFF#GA♭AB♭B
CP1   M3  P5    
CM7P1   M3  P5   M7
C7P1   M3  P5  m7 
FP5    P1   M3  

 


|Am|AmM7|Am7|D7
→|Ⅵm|ⅥmM7|Ⅵm7|Ⅱ7


Aマイナーーコードの1度の音(P1)であるAが、半音ずつ下降しています。

 CD♭D

E♭

EFF#GA♭AB♭B
Amm3   P5    P1  
AmM7m3   P5    M7P1  
Am7m3   P5  m7  P1  
D7m7 P1   M3  P5  

 

5度の上昇クリシェ

|C|Caug|C6|C7
→|Ⅰ|Ⅰaug|Ⅰ6|Ⅰ7


Cメジャーコードの5度の音(P5)であるGが、半音ずつ上昇しています。

 CD♭D

E♭

EFF#GA♭AB♭B
CP1   M3  P5    
CaugP1   M3   aug5   
C6P1   M3  P5 M6  
C7P1   M3  P5  m7 

 

経過和音の使い方②:平行和音

平行和音とは、あるコードを平行移動させたコードです。

Ⅰの平行和音

|F G|C B B♭ A
→|Ⅳ Ⅴ|Ⅰ Ⅶ ♭Ⅶ Ⅵ

 

Ⅲmの平行和音

|C|Em E♭m|Dm|G7 (下降パターン)
→|Ⅰ|Ⅲm ♭Ⅲm|Ⅱm|Ⅴ7

 

|C|Dm E♭m|Em|A7 (上昇パターン)
→|Ⅰ|Ⅱm ♭Ⅲm|Ⅲm|Ⅵ7

 

Ⅵmの平行和音

|Dm|E7|Am7 A♭m7|Gm7 C7
→|Ⅱm|Ⅲ7|Ⅵm7 ♭Ⅵm7|Ⅴm7 Ⅰ7

 

経過和音の使い方③:パッシングディミニッシュ

パッシングディミニッシュとは、2つのコードの間を半音でつなぐディミニッシュコードのことです。

 

ディミニッシュコードについてはコチラ↓
【誰でも分かる!】ディミニッシュコードの2つの使い方

Ⅰ-Ⅱm間のパッシングディミニッシュ


|C|C#dim7|Dm7|G7
→|Ⅰ|Ⅰ#dim7|Ⅱm7|Ⅴ7

 

Ⅱm-Ⅲm間のパッシングディミニッシュ

|C|Em E♭dim|Dm|G7
→|Ⅰ|Ⅲm ♭Ⅲdim|Ⅱm|Ⅴ7

 

Ⅴ-Ⅵm間のパッシングディミニッシュ

|F G|A♭dim Am
→|Ⅳ Ⅴ|♭Ⅵdim Ⅵm

経過和音を使った名曲

以下で経過和音を使った名曲の分析などを紹介しています。


以上、ご覧いただきありがとうございました。

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