3つの作曲方法(コード先、メロ先、歌詞先)の方法、メリット・デメリットを紹介します。
まず作曲の定義をします。
ここでは、作曲は「歌メロを作ること」とします。
ちなみに、作曲以外のミックスまでの作業を「アレンジ(編曲)」とします。
作曲の仕方として主に3つの方法があります。
- コード先
コード進行を先に作り、歌メロを乗せる作曲法 - メロ先
歌メロを先に作る作曲法 - 歌詞先
歌詞を先に作り、歌メロを乗せる作曲法
他にもトラック(空オケ)を先に作りメロディを乗せる作曲法がありますが、結局これは1の発展形です。
また、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」では、「振り先」なるものがでてきました。
振り付けを先に作るというものです。最初観たときは笑いましたが、アイデアの発想方法とし
は面白いかもしれません。
コード先
方法
「コード理論」や「自分の聴覚」に従ってコードを組み立てる。そして鼻歌や楽器を使ってメロディを乗せる。
メリット
- 理論を勉強すればするほど曲のクオリティが上がる
- 高度なコード進行の曲にしやすい
デメリット
- 鼻歌で作曲する場合は、メロディがコードトーンにつられて、ありきたりなメロディになりやすい
- 手癖のコード進行ばかりになってしまいがち
メロ先
方法
鼻歌や楽器を使って思うままにメロディを作る。
メリット
- コード進行に縛られず自由にメロディを作ることができる
- どこでも作曲できる
デメリット
- 今まで聞いてきた曲のコード進行を無意識にたどったメロディとなり、安直なコード進行になりやすい
- 0からアイデア生み出す力が求められる
歌詞先
方法
歌詞を作り、文字数に合わせてメロディを乗せていく
メリット
- 歌詞が先にありイメージがわきやすい
- 制約があると逆にアイデアが生まれやすかったりする
デメリット
- 歌詞を作るのが大変
- 途中でメロディこう展開したいと思ってもできない
以上、ご覧いただきありがとうございました。
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