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DTM・作曲本紹介|サウンドプロダクション入門 DAWの基礎と実践

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“サウンドプロダクション入門 DAWの基礎と実践”は基礎編、リズム編、コードとメロディ編、ミックス編、アウトプット編、アーティスト研究編の全6チャプターで構成されており、DAW(Digital Audio Workstation)を使った音楽制作の全過程を解説しています。

 

“基礎編”ではその名の通りDAWの基礎な内容から、音を正しく聴くための環境を整える方法、音を聴き取る能力を育てるための方法などを幅広く解説しています。

 

“リズム編”ではリズムの作り方、ドラムの音作り、シンセサイザーを使ったドラムの音色の作り方、なまったリズムの作り方などを解説しています。

なまったリズムとしてJ Dillaのビートの解説もあるので、J Dillaファンの方にはオススメの書籍となっております

 

“コードとメロディ編”では音楽理論の全体像から耳コピの方法などを解説しています。

音楽理論については各トピックの簡単なまとめという位置付けなので、音楽理論をよく知ってる方にとっては復習となります。

逆に音楽理論をあまり知らない方にとってはもう少し解説がほしいと思ってしまう内容かもしれません。

 

“ミックス編”ではコンプレッサーやイコライザーなどを使用した各楽器の音処理からトータルでの音処理の方法などを解説しています。

ミックス方法に悩むDTMerにオススメの内容となっております。

 

“アウトプット編”では作成した音楽をどういった形、どういった媒体で公開していくかを解説しています。

 

最後の”アーティスト研究編”では米津玄師を含むアーティスト4名がどのように音楽制作を始めたのかなどの経歴を紹介しています。

本書の目次をご覧になり興味のあるアーティストの経歴が取り上げられていないかぜひ確認してみてください。

 

またこれまでのいくつかのテーマでは造詣を深めるための書籍やメディアが紹介されるので、興味を持ったテーマについて深掘りするための参考となります。

 

ちなみに本書を通してAbelton LiveというDAWを使用して解説しているので、それ以外のDAWを使用している方はご自身のDAWに読み替える必要があるのでご注意ください。

 

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